燕中等教育学校入学式で新入生84人を迎える (2015.4.6)

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中高一貫教育の県立燕中等教育学校(宮崎和子校長・生徒483人)は6日、第11回となる入学式を行い、男子26、女子58の合わせて84人の1年生を同校に迎えた。

県立燕中等教育学校の入学式
県立燕中等教育学校の入学式

雨が降る花冷えの入学式となった。会場の体育館に小学校を卒業して下ろし立ての制服を着た生徒が入場して開式。国歌斉唱、1年生全員の名前を順に読み上げ、宮崎校長が入学を許可したあと、宮崎校長が式辞を述べた。

宮嵜校長は「地域の歴史や伝統を大切にしながら世界で活躍できる人になってほしい」と求め、ノンフィクションライターのマルコム・グラッドウェルが著書『天才! 成功する人々の法則』のなかでビル・ゲイツやザ・ビートルズを例に若いころの1万時間の努力が成功をもたらすと書いていることを紹介した。

宮崎校長式辞
宮崎校長式辞

「皆さんにはいろいろなことを吸収できる柔軟な心と何かをやりたいと強く願い、行動できる情熱と体力が備わっている。本校で多くのことを学び、そのなかで自分のやりたいことや夢を見つけ、その実現に向けて努力し続けてもらいたい。きょうのこの日が充実した6年間のスタートとなることを心から願う」と期待した。

来賓祝辞で桜井甚一県議は、地域の中学校ではなく同校を選んだ決断に敬意を表した。これから6年間でぶち当たる壁は「人生の親友を多く得て、人生の恩師とのきずなを深め、全力で立ち向かえば必ず解決でき、それを繰り返すことで一段一段、大きくなっていく」とした。

桜井県議の祝辞
桜井県議の祝辞

マハトマ・ガンジーの「あす死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って勉強しなさい」という言葉をひもとき、「1日1日、1時間1時間をしっかり過ごすことがこれからの長い人生のなかで必ずや宝になる」と時間をむだにしないよう求めた。

鈴木力市長は、燕市が平成20年に教育立志宣言、燕らしい特色ある教育の推進に取り組んでいるとて取り組みを紹介した。

鈴木市長の式辞
鈴木市長の式辞

「(同校は)同じ志をもつ仲間たちがいる恵まれた教育環境にある。皆さんには6年間の一貫した学習を通じて幅広い知識を養うとともに気力や体力、豊かな心を培っていただきたいと願う。そして、広く世界に視野を広げ、しなやかな感性をもち、次の時代を担うリーダーとなるには何が必要か。この6年間でじっくり考えていただきたい。この学校で皆さんが自分自身を大きく成長させ、それぞれ自分の夢や希望に向かって歩んでいくとともに将来、燕市を基点に日本や世界を舞台に活躍する人材として成長していってくれることを心から期待する」とした。

新入生代表の誓いの言葉では「高めあい、未来への扉を開くことができる環境であると考え、本校を志望した。これから6年間、信念をもって取り組んでいくことが2つある」として学業と仲間づくりをあげ、新たな歴史を築くために努力していくと述べた。

先輩が校歌を披露し、1年生の担任を紹介して1年生が退場、閉式した。

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