6日から12日の「新入学(園)児を守る交通安全週間」にあわせて、三条署と三条市、三条市交通安全協会は市内の小学校入学式が行われた7日、三条市立西鱈田小学校の入口で新1年生交通安全キャンペーンを行い、新1年生と保護者に交通安全を呼びかけた。
三条署、三条市、三条市交通安全協会から約30人と、県警マスコット「ひかるくん」、交通機動隊長岡方面隊の白バイ1台、交通安全広報犬「希名呼(きなこ)」も参加。例年、「春の全国交通安全運動」にあわせて実施しているが、統一地方選挙が行われる年は、同運動が1カ月遅れの5月になるが、新入学のこの時期の運動ははずせないと、4年に一度は「新入学(園)児を守る交通安全週間」に伴って実施している。
午前8時50分から出発式のあと、交通安全協会会員が「通学路!児童に注意」などと書かれた黄色いのぼり旗を手にして校門から並んだ。その間を通って初登校する新1年生37人ひとり一人に、国定勇人市長や桜井秀昭署長などが交通安全を呼びかけ、啓発用のちらしと間伐材使用エコ鉛筆を手渡した。
国定市長が児童の目線にあわせてしゃがみこみ、「学校に通うときとか、毎日、車に気を付けてください」とちらしを手渡すと、新1年生は「はい!」と元気よく返事をしたり、恥ずかしそうに「ありがとう」と答えていた。
小雨が降り、三条の午前9時の気温は6.0度と冷え込んだが、スーツにちょうネクタイ、ワンピースやひらひらのスカートで、紫、茶、紺、ピンクなど色とりどりのランドセルを背負ったぴかぴかの1年生たちは、白バイや「ひかるくん」、「希名呼」たちのサプライズな出迎えに元気に手を振って入学式に向かった。