数日ぶりに青空が広がった9日、三条市の市街地のサクラは見ごろを迎えた。
明け方は放射冷却により、気温は-1.0度まで下がる記録的な冷え込みだった。日中は12.9度まで気温が上がり、ぽかぽか陽気とまではいかないものの、最高で6.7度しかなかった前日の花冷えに比べれば寒さは和らいだ。
市街地のサクラは、五分咲きからすでに満開。青空に映える淡いピンク色のサクラの下は、散歩をする人や自転車の高校生、学校帰りの小学生、営業車を運転する人、バイクに乗った年配の女性など、さまざまな人たちがサクラを見上げながら通り過ぎたり、足を止めて眺めたり、携帯電話のカメラで撮影する人も多く見かけられた。