19日に燕市分水地区で行われる第73回分水おいらん道中にあわせた10日から26日までの「つばめ桜まつり」の一環で11日に吉田ふれあい広場、12日に燕市交通公園&こどもの森、18日に分水駅前&地蔵堂本町通りと市内3地区それぞれで「さくらフェス」が開かれる。
3会場とも午前11時から午後3時まで開かれ、燕市の観光PRキャラクター「きららん」も参加して親子連れで楽しめるイベントが満載だ。
11日の吉田ふれあい広場では、動物ふれあいコーナーにアルパカとリクガメがやって来る。キッチンカーが並び、午前11時から吉田太鼓龍神会のオープニング太鼓演奏、午後1時から吉田児童センターわらべのキッズダンスのステージイベントが行われる。正午からチェーンソーアート作家の小野隆治さんによるチェーンソーを使ったモニュメントの制作の実演が行われる。
12日の燕市交通公園&こどもの森では、午前11時から飛燕太鼓によるオープニング演奏が行われる。県警のマスコットキャラクター「ひかるくん」が参加。交通公園では「はたらく車大集合!」で白バイ、パトカー、消防車を展示。キッチンカーと飲食ブースも並ぶ。こどもの森では、フットセラピー、おもちゃ病院、バルーンアート、キャラクター帽子の制作など9種類のワークショップが行われ、午後2時半からエンディングで中越ひかりママ楽団による吹奏楽演奏が行われる。
18日に分水駅前&地蔵堂本町通りでは、分水駅前で午前11時から分水太鼓道場の太鼓演奏、分水児童館「童楽夢」のキッズダンス。「童楽夢」によるチャリティーバザー、分水商工会青年部による「さくら茶屋」も開かれる。さらに午後1時から1時半まで花まつり稚児行列が行われ、翌日においらん道中が進む分水福祉会館から願王閣・勝敬寺までの地蔵堂本町通りを稚児が進む。
このほかにもたくさんのイベントがある。すでに始まっているイベントは、燕市文化協会文化部分水支部が道の駅国上で「春の合同展示」、地蔵堂本町通りが各店の正面に昔のおいらん道中の写真を2点ほどずつ展示する「おいらん道中歴史写真展」、大河津分水さくら公園と吉田ふれあい広場、燕市交通公園、分水駅、吉田駅、燕三条駅にサクラの花びらをかたどった紙に子どもたちがメッセージを書いた「おもてなし桜の木展示」がある。
「つばめ桜まつり」初日の10日は分水駅と大河津分水さくら並木、燕消防署前で夜桜ライトアップ、信濃川大河津資料館で特別展「そうだったのか!大河津分水の桜とおいらん道中」、燕市中央公民館で燕市文化協会文化部吉田・燕支部の「春の合同展示」。
11日には分水駅前で分水商工会青年部が飲食を提供する「さくら茶屋」が開設され、電車に乗って分水駅の夜桜を楽しむJR分水夜桜号が15、16日と22、23日の4日間、運行される。