県立三条テクノスクール(高橋義弘校長)は9日、同校で平成27年度入校式を行い、普通課程のメカトロニクス、工業デザイン、生産システムの3つの科に新入生計50人を迎えた。
入校生50人の内訳はメカトロニクス科20人(男20・女0)、工業デザイン科18人(男11・女7)、生産システム科12人(男9・女3)。午前10時から体育館で入校式を行い、入校生をはじめ在校生56人、来賓や保護者、教職員が出席した。
高橋校長は式辞で、翌日からの訓練で心がけてほしいこととして、自分なりの目標をたて、その目標を意識化し、最後に習慣化することを自然にできるようになることが目的を達成するひけつ。技能、技術を身に着けるためには素直な気持ちで毎日、ひたむきに訓練を積み重ねることが重要であり、継続が大きな成果を生むとした。
しかし、全力投球では長く続かず、初めは成果目標ではなく、行動の習慣を身に着けるよう意識し、ゆっくりあせらず、時間をかけて一生、体に残るものをつくりあげるよう求め、新入生を歓迎した。
入校生を代表して、工業デザイン科の吉川和希さんが「より多くの知識、技術、常識を身につけられるよう努力し、訓練に励む」と宣誓した。各科とも2年制で、それぞれの目指す職業に向けて、資格や検定なども取得しながら学ぶ。