燕市分水地区で19日行われる第73回分水おいらん道中にあわせた10日から26日までの「つばめ桜まつり」の一環で10日から26日まで信濃川大河津資料館で特別展「そうだったのか?!大河津分水の桜とおいらん道中」が開かれる。
毎年恒例で、ことしは燕市観光協会と昨年11月に発足した大河津分水を愛する任意団体「LoveRiverNet」(樋口勲代表)が主催。パネル10点近くと体験用のおいらん衣装を展示する。
パネルは大河津分水とサクラに関する解説がある。大河津分水の建設に私財を投じた田沢実入(みのり)(1852-1928)や大河津分水のサクラ並木を守った燕市名誉市民でもある山宮半四郎(1882-1968)を紹介。サクラの保存にかかわる年表などを記述しており、地元の人でも知らない情報が多く、興味深い。
体験用のおいらん衣装は展示するだけでなく、本番前日の18日はおいらんの衣装を羽織る体験も行う計画だ。