燕市の春の風物詩、燕市文化会館前の中ノ口川左岸のサクラのライトアップが10日夜、始まった。
日中は曇り空だったが、最高気温が15度を上回った初日10日、投光器設置などの準備が行われた3日前は開き始めだったサクラの花は、すでに八分咲きで見ごろを迎えている。
午後6時に点灯開始。まだ外は明るいが、土手に並んだサクラがライトを受けて輝くように映え、暗くなるにつれて闇の中に白く浮かび上がった。カップルや家族連れが次々と訪れ、「うわ〜見事らね〜」とそばによって記念撮影をしたり、道路をはさんだ歩道を歩きながら大きく枝を広げたサクラを楽しんでいた。
同所のサクラのライトアップは、10日から26日まで、毎日午後6時から午後11時までの予定だ。
また、となりの三条市では、ことしも金子新田工場団地内の三条市清掃センター側の水路沿いに並ぶ約20本のサクラ並木で、ことしもライトアップが行われている。同所のサクラは、株式会社三条工機製作所が1971年の工場建設の際に植えたもので、樹齢は50年近く。2階建ての工場を隠すほどの高さと枝振りで、手入れが行き届いているせいか、向こう側が見えないほどたくさんの花をつけていた。