JAにいがた南蒲は11、12の2日間、県内有数の植木産地・三条市保内地区の保内緑花木センターでことし最初の植木の売り出し「春の植木まつり」を開き、秋まで続くことしの植木まつりをスタートした。
同センターは、県内最大の植木の常設展示場で、保内地区の33の造園業、園芸業者が出店。毎年、夏場の7、8月を除く4月から10月まで売り出しの「植木まつり」を開いている。
ことしは7回の植木まつりを開催を計画し、今回はその皮切り。花を咲かせたツツジやサクラ、レンギョウをはじめ、新芽の出始めた樹木、常緑のゴヨウマツ、垣根用の木、色とりどりの花鉢などが並んだ。
2日目の12日は穏やかな陽気となり、市内外から買物客が次々と訪れ、春の陽気を味わいながら会場内でゆっくりと品定め。アドバイスをもらいながら生垣やシンボルツリー、記念樹などそれぞれの目的で探す庭木を選んだり、好みの花鉢や肥料を購入していた。
出店者によると、最近は庭木に興味をもつ若い世代も増えているという。三条市の木で市の誕生記念樹としても贈られるゴヨウマツは、樹齢100年にもなるできあがった古木を眺めて楽しむのもいいが、2,000円前後から買える若い木を自分でせん定して形を作り、長い年月をかけて育てるのも楽しいと話していた。
植木まつりでは、生産者や造園業者などプロに直接、話を聞けるのも魅力だ。
会場の緑花木センタ―(電話:0256-38-8184)の営業時間は、植木まつり期間中は午前9時から午後5時まで。通常は午前8時半から営業しており、4月から11月の定休日は月曜日。今後の「植木まつり」開催予定は次の通り。