老朽化に伴い新築する三条信用金庫の古城町支店の地鎮祭が16日、旧店舗跡=三条市元町=で行われた。10月中旬の営業開始の予定。
午前11時から三条市中央公民館近くの旧店舗の取り壊しが終わった建設地で行い、工事関係者と同金庫関係者20人余りが参列した。
施主の西潟精一理事長、施工業者の(株)小林設計事務所の小林恒夫代表取締役会長、清水建設(株)北陸支店新潟営業所の森井満男副支店長兼新潟営業所長が地鎮之儀を行い、工事の安全と早期完成を願った。
新築工事は、古城町支店の道路をはさんだ斜め向かいにある駐車場の敷地に仮設店舗を開設して行っている。新店舗は旧店舗と同じ敷地430平方メートルに鉄骨造平屋建て、延べ床面積は122平方メートルを建築。旧店舗より建物は小さくなるもが、駐車場を5台分確保して利便性を良くする。10月中旬の営業開始予定。
古城町支店は同金庫4番目の店舗として昭和29年10月、現在、仮店舗を設置している場所に開設された後、47年10月に今の場所に新築された。
それから42年がたち、老朽化したこともあって新築することになった。西潟精一理事長は「これからもお客様のお役に立ち、選ばれ続ける金融機関を目指します」とあいさつするとともに、無事故での完成を願った。