19日の第73回分水おいらん道中の前日18日、その会場となる燕市分水地区で「さくらフェス」が開かれた。
おいらん道中のプレイベントして市内3地区でそれぞれで行われ、その最後が分水地区。分水駅前で午前11時から分水太鼓道場の太鼓演奏と分水児童館「童楽夢」のキッズダンスが開かれたほか、「童楽夢」が東日本大震災の復興のチャリティーバザー、分水商工会青年部が「さくら茶屋」を営業した。
午後から燕市分水仏教会による花まつり稚児行列も行われた。地元の立正保育園園児27人が制服に紙で作った冠をかぶり、仏教会で募集した9人の稚児は伝統的な稚児衣装をまとって参加した。
分水福祉会館から願王閣・勝敬寺まで、おいらん道中が歩くのと同じ地蔵堂本町通りを釈迦(しゃか)の生誕に由来する白象の張りぼてと一緒に行列。沿道の商店街の人たちは、かわいい稚児衣装に目を細めていた。