三条野球連盟(稲葉泰敬会長)は19日、三条パール金属スタジアムで平成27年度開幕式を行い、連盟加盟の76チームの選手と審判団など1,200人余りが参加し、シーズンの幕を開けた。
午前9時、三条市吹奏楽団の演奏によるファンファーレに始まり、行進曲で入場行進を行った。連盟旗を先頭に、各チーム名のプラカードに続いてそろいのユニホームを着た選手らがグラウンドに入場し、外野の先に見えるサクラ並木を背景に1塁から3塁までの間にアーチを描くように整列。ことし2月に急逝した当時、副会長のの横山和夫さんに黙とうをささげ、開式。
稲葉会長は、ことしは連盟発足70周年と今は「三条パール金属スタジアム」の名称の市民球場が完成20年目を迎える節目と述べ、さらなる発展とシーズンの無事を願った。
来賓のあいさつに続き、故横山和夫さんに感謝状贈呈を行い、遺影を手に参列していた横山さんの長男に稲葉会長から感謝状を手渡した。横山さんは、同連盟の副会長のほか、中越野球連盟の副審判長も務めた。
また、審判員表彰の十年勤続表彰として、木沢優一さん、内山均さん、小柳秀之さんの3人を表彰。(株)三條機械製作所の近藤竜太主将(26)が、「今シーズン、けがの無いようプレーし、全力で楽しく野球をすることを誓います」と選手宣誓を行った。
開幕式の始まった9時の三条の気温は13.9度で、最高は21.5度。青空が広がり、少し動くと汗ばむ陽気のなか、開幕式後にはさっそく3試合が行われた。