燕市の旧吉田庁舎を活用した燕市民交流センターが5月7日にオープンするのを地元の美術界からも祝おうと、5月7日から13日までの1週間、同センター3階多目的ホールで燕市美術協会会員作品展「RE:born(リボーン)」が開かれる。
燕市と燕市教育委員会が主催、燕市美術協会(幸田顕会長)が主管。同協会会員84人のうち60人近くが合わせて約60点を出展。同協会の日本画、洋画、工芸・彫刻、書道、写真の各部門の作品が並ぶ。
人間国宝の金工家、玉川宣夫さんの木目金を施した銀香炉、日本美術院特待の日本画家、穂苅春雄さんは「寒気」をはじめ、「つばめっ子かるた」の読み札の書を制作した書家の長谷川白楊さん、同協会会長の彫刻家の幸田顕さんも出展する。
燕市民交流センターには燕市子育て総合支援センター「すくすく」や多目的ホール、学習室、研修室などが設置され、燕市社会福祉協議会や燕地区保護司会などが入居する。そのなかの多目的ホールのいわばこけら落としで、多目的ホール利用のPRも兼ねて燕市美術協会会員作品を展示する。
午前9時から午後6時まで開場、ただし初日7日は午前10時半から、最終日13日は午後4時まで。