燕市教育委員会と燕市内の8人の茶道の先生が会員の燕茶道友の会(佐藤宗和会長)は、5月10日午前10時から午後4時まで県指定天然記念物「八王寺の白藤」を保存する燕市八王寺、安了寺で第39回白藤茶会を開くので、市民の参加を呼びかけている。
「八王寺の白藤」の開花期にあわせて毎年開いている。席主は燕茶道友の会会員の回り持ちで、ことしは裏千家の大泉宗寿さん=燕市仲町=が席主を務める。茶席券は500円。
「八王寺の白藤」の開花期にあわせて毎年開いている茶会。茶席は庫裏に設けるので、そこからフジの花はあまり見えないが、フジの花の香があふれる境内で季節を五感で感じながら茶を味わえる。
毎年5月中旬に花のピークを迎える。ことしはサクラの開花が早かったのでフジも早まると思われるが、ことしは開催日が10日と早めの設定になったのは都合がいい。昨年の白藤茶会はフジの花が満開で好天に恵まれ、当日券を求める人が多く、250枚用意した茶席券では足りなくなり、286枚を販売した。
茶席券は5月9日まで燕市中央公民館、5月7日まで吉田公民館、分水公民館で購入できる。問い合わせは燕市教委社会教育課(電話:0256-63-7002)へ。