県央地域最大級の手作りの小物や雑貨などを販売するイベント「カントリー&クラフトフェスタVol.15」が26日、三条商工会議所で開かれ、幅広い年齢層の女性を中心に大勢が来場し、お気に入りの一品を探して買い求めていた。
同商工会議所を会場に春と冬の年2回、開いている。出店者は市内外で店を構えている人もいるが、店を持たない人や主婦など趣味で製作する人も。このイベント以外では手に入れるのが難しいオリジナル商品も並ぶ。
限られた会場の中での出店は、50ていどの出店者に厳選されることから、出店者も商品に力を入れ、来場者を飽きさせない品ぞろえがリピーターを増やす魅力にもなっている。
今回も布小物や雑貨、木工小物、トールペイント、布小物、子ども服、婦人服、バッグ、ヘアアクセサリー、ビーズ、ねんど小物、あみぐるみなどがバラエティーに富んだアイテムが並んだ。
午前10時半の開場を前に200人余りが並び、オープンと同時に会場は品物を見るのも難しいほどのすし詰め状態となった。目当ての品物を探して即購入する人や、何周もして品定めをする人、欲しいものがありすぎて困ると話す人など、それぞれ買物を楽しんでいた。
また、木の実などをデコレーションする「手作りフォトフレーム」などのワークショップも午後から開かれ、子どもたちなどが参加して手作りの楽しさを体験した。
5月並みの暖かさで好天に恵まれ、行楽日和が影響したのか、午後からはいくらか混雑も収まった。来場者は午前中に集中したが、出店者の棚はすかすかになっているところが多く、売上には大きな影響はなかったのではと関係者は話し、多くの来場に感謝していた。次回は11月29日開催予定。