燕三条地場産業振興センターは、ゴールデンウイークの2日から6日まで開く「燕三条じばさんGWフェア2015」に先駆けて「金物市」を開いており、鍋や包丁など品質のいい地場産品をアピール。1日からは燕製品購入を2割引きで購入できる「ふるさと割」もスタートし、さらに買物が楽しめそうだ。
ゴールデンウイークを利用した県内外の観光客や帰省客などに地元製品のPRをしようと毎年、連休後半からフェアを開くが、行楽や帰省の分散化にあわせて先行して、鍋やフライパン、銅鍋、包丁などのキッチン用品、、園芸用品など特価品も交えて販売する金物市を開いている。
あわせて実施される「ふるさと割」は、一部対象外の商品を除いて税抜き1,000円以上の燕製品を2割引きで購入できるもので、対象商品には「ふるさと割」の文字やロゴが掲示される。同事業は、燕市が国の交付金を活用した燕製品販売促進事業「WeLoveつばめ」の対象店で実施されており、同センターは12月25日まで、または全対象店の割引分が燕市の同予算5,000万円に達したら終了する。
2日から6日までのフェアでは、日替わりで体験や実演が行われる。「県央マイスター10周年」として、にいがた県央マイスターによるバフ研磨の実演とスプーンのみがき体験(3日)、手彫り彫金・彫刻の実演と箸置きづくり(4日)、鎚起銅器製造の実演と銘々皿づくり(5日)を実施。また、2日は三条鍛冶職人による包丁研ぎ(1丁500円から)、3〜5日は伝統工芸士による鎚起銅器実演も行う。
このほかにも、恒例のちびっこコーナー(2〜6日)、大ビンゴ大会(4、5日)、3日の三条カレーラーメン体操(対象は小学生以下)、包丁や鎌・鍬の実演販売、豆乳おからドーナツ、笹だんご、農作物の直売なども日替わりで行われる。
金物市とゴールデンウイークフェアは、いずれも入場無料。午前9時半から午後5時半まで。