燕ものづくり品質管理制度TSOの第4期認証書授与式が4月30日、市役所で行われ、認証を受けた6社に対する認証書の授与式を行い、鈴木力市長から認証を受けた6社の代表に認証書を手渡した。
TSOは燕商工会議所が平成23年度に始めた制度。企業は品質保証、管理の国際規格である「ISO9001」の取得が望ましいが、小規模事業者には高額な取得費用や維持経費などがネック。そこでISO9001の品質管理部分だけに注目した簡易認証制度、“燕版ISO”としてTSOを構築した。
平成26年度から事業が燕市へ移管され、燕商工会議所の会員企業ではない吉田、分水地区の企業も取得できるようになった。ただ、認証を受けた企業は平成23年度の10社から24年度17社、25年度15社と推移し、26年度は対象が広がったにもかかわらず燕地区の4社と吉田地区の2社の計6社にとどまった。
これまでの認証事業所は燕地区37社、吉田地区17社、分水地区0社、三条市3社、弥彦村1社の内訳。今年度は認証事業所のない分水地区と少ない吉田地区の取得の働きかけを積極的に行う。認証を受けた6社は次の通り。