2日に弥彦グランドホテル跡地で地元農産物の直売所「おもてなし広場」が仮オープン、その後に河川改修の土砂を入れて整備し、海産物の取り扱いも (2015.5.2)

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弥彦村の小林豊彦村長が公約に掲げた弥彦グランドホテル跡地を活用した「おもてなし広場」が大型連休にあわせて2日、仮オープンする。5月末まで休まず営業して地元の農産物などを販売し、ゴールデンウイークの行楽客を文字通りもてなすとともに、秋の本格オープンに向けて手応えを探る。

2日の「おもてなし広場」仮オープンに向けて1日、テントを設置

2日の「おもてなし広場」仮オープンに向けて1日、テントを設置

仮オープン前日の1日、跡地にテント3張を設置した。1張にはテーブルといすを置いて休憩場所に、残り2張に商品の陳列台を並べて農産物を販売。5月末までは休まず毎日午前9時から午後3時まで営業する。

当面は旬のタケノコ、トウナ、フキをはじめとした山菜など地元の農産物のほか、市場から一般野菜も仕入れて販売する。運営は小林村長の支持者らが中心となって出資、設立した「株式会社弥彦さやや」が行う。

小林村長は仮オープンに伴って「予算は1円も使っていない」とし、規則に合致していれば跡地を貸すだけで、逆に「それを止めたら民業圧迫になる」。

弥彦さややのロゴ
弥彦さややのロゴ

ただし、仮オープンはは市場から仕入れて売る商品が多く、利益率の高い商品が少ないので「赤字だろうと思う」。それでも「その後のデータをとることができれば」と期待する。

跡地は未整備部分があって危険なため、敷地の境界にフェンスを設置して立ち入りできないようにしてあるが、6月になったら信濃川の河川改修で出た土砂を入れて梅雨明けまでに完了させ、フェンスを外したい考えだ。

株式会社弥彦さややでは、魅力ある直売所とするために秋の本格オープンには海産物も扱う計画で、すでに漁港をもつ出雲崎町との間で取り扱いの話が進んでいる。


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