加茂市の中心市街地の大通りで3日、第27回大通り春まつりが開かれ、加茂駅前地区と加茂穀町の2つの商店街がそれぞれ通りを歩行者天国にしてさまざまイベントを行い、好天にも恵まれて大勢の人出でにぎわった。
商店街近代化事業で平成11年に加茂駅前から連なる商店街のアーケードが完成したのを記念して始まった商店街のまつりで、春と秋の年2回開いている。当初はすべての商店街振興組合が参加したが、春か秋のどちからのまつりに参加する商店街振興組合が増え、今は両方に参加している加茂駅前地区だけになっている。
両商店街を通して駅前から宮大門交差点まで延長を300メートルを余りを車両通行止めにし、加茂駅前地区商店街振興組合(真柄誠理事長)は、「ちびっ子天国」と銘打ってミニ蒸気機関車の乗車を目玉に地元ローカルヒーロー小京都戦隊カモレンジャーショー、ゲームやフワフワトランポリンなど子ども向けのイベントを行った。
加茂穀町商店街振興組合(市川賢一理事長)は「穀町ワールド」銘打って、大道芸とダンスのストリートパフォーマンスをはじめビンゴゲーム、屋台村、遊びの広場、フリーマーケットなどを行った。
朝から青空が広がって夏の暑さとなり、帰省客を含め家族連れがどっと繰り出し、まつりにふさわしいにぎわいだった。衣替えまでまだ1カ月あるのに子どもたちはTシャツがユニホーム。大型連休の1日、時間を忘れて夢中になって遊んでいた。