三条信用金庫は12日、ことしも春の全国交通安全運動にあわせ、地域の交通安全に役立ててもらおうと三条市にカーブミラー5基を寄付した。
午前10時に同金庫の西潟精一理事長と職員会の小柳弘幹事長の2人が市役所を訪れ、カーブミラー5基とその設備費用合わせて51万8,400円相当の目録を西潟理事長から国定勇人市長に手渡した。
三条信用金庫は、地元の交通安全に役立ててもらおうと1974年からほぼ毎年、職員会と合同でカーブミラーを寄付している。今回の5基を含め、同金庫が寄付した数は296基となり、老朽化などによりすでに入れ替えもあるが、その数は市全体に設置されている2,147基(4月16日現在)の約13.7%にあたる。
西潟理事長は、これまでに寄付した296基は、「(同信用金庫の)職員数と同じくらい」と話し、国定市長は長年に渡る寄付に「毎年、ありがとうございます」と礼を述べた。
寄付を受けたカーブミラーは、営業活動のなかで、市民から要望が多かった場所を優先的に市に依頼し、島田3、島田2、西本成寺2、一つ屋敷新田、下大浦の各地内に4月中に設置している。
また、同金庫は毎年6月15日の「信用金庫の日」にあわせ、平成11年度からのボランティア活動の一環として、全店舗でそれぞれのエリア内の通学路を中心にカーブミラーの清掃やごみ拾いなど、美化活動を行い、社会貢献に努めている。