県立新潟県央工業高校(大湊卓郎校長)は21日、第132回北信越地区高等学校野球新潟県大会で準優勝した野球部の北信越大会出場壮行式と、新潟県高校総体に出場する13の運動部の壮行式を合わせて行い、出場選手を激励した。
県総体に出場する運動部は、8年ぶりの県大会出場を果たしたサッカー部をはじめ、陸上、ソフトテニス、山岳、バスケットボール、弓道、ウェイトリフティング、レスリング、卓球、柔道、バレーボール、バドミントン、剣道。
野球部と合わせて140人余りの選手は、それぞれそろいのユニホームで入場行進し、全校生徒と教職員が待つ体育館に拍手で迎えられ、整列した。
大湊校長はあいさつで、大会出場は「冬の間の努力の証明」と述べ、「自信をもって、応援する仲間たちの気持ちを胸に、支えてくれている多くの人たちの期待を胸に、自分のもてる力を十二分に発揮して全力を尽くしてきてください」と活躍に期待した。
同窓会の松縄副会長が激励の言葉を述べ、「精いっぱいやって、県央工業ここにありと示していただきたい」と悔いのない試合を求め、選手を激励した。
生徒会長があいさつ、選手を代表してサッカー部主将が決意表明し、「県央工業の代表として、今までやってきた練習の成果を十分に発揮して、決してあきらめず、悔いの残らないよう戦ってきます」と述べ、全校生徒で力いっぱい応援歌や校歌を歌い、同級生や先輩など選手たちの活躍を願った。
続いて、各大会の賞状伝達を行い、6月6日から長野県で開催される北信越大会に出場する野球部には、後援会と同窓会から激励金の贈呈が行われた。野球部を代表し、主将の3年鈴木大成さんが「全力を尽くして精いっぱい戦ってくるので、応援よろしくお願いします」と健闘を誓った。