6月6、7の2日間、三条パール金属スタジアムで開かれる第8回三条野球まつりプロ野球ファーム交流試合、阪神対日本ハムのプレイベントして5月26日午後7時から三条市・越前屋ホテルで元阪神の田淵幸一さんと元巨人の松本匡史さんによるトークバトル「阪神巨人場外乱闘戦」が開かれる。
田淵さんは江夏豊さんと「黄金のバッテリー」と呼ばれた捕手。1970年代を中心に活躍、3代目ミスタータイガースと称される人気で、75年には本塁打王を獲得した。その後、西武に移籍し、84年に引退してからテレビ解説者などで活躍した。
90年に福岡ダイエーホークスの監督に就任、02年には親友の星野仙一さんが阪神の監督に就いたのに伴って打撃コーチに就任。07年には北京五輪日本代表で星野監督のの下で再びヘッド兼打撃コーチに。近年はテレビ、ラジオ、スポーツ紙などで評論家を務めている。
松本さんは盗塁王2回の盗塁のスペシャリスト。今回のトークバトルを主催する三条パール金属スタジアム指定管理者の株式会社丸富は、昨年度から松本さんを講師に中学生3年生を対象とした「パールスタジアム野球アカデミー」を開設しており、地元とのつながりを深めている。
松本さんは田淵さんのひとつ下の世代で、現役時代からほとんど交流はなかっただけに、トークバトルはどんな場外乱闘になるか興味深い。司会は同スタジアムのイベントでもおなじみのフリーアナウンサーの松井弘恵さんで、どんな手綱さばきを見せてくれるかも楽しみだ。
参加者には飲食を提供する。ほかのイベントも盛りだくさんで、参加賞として阪神の80周年記念ピンバッジや非売品の田淵さんのキーホルダー2種類をプレゼント。サインボールや阪神80周年記念のタオルやTシャツが当たる抽選会もある。
ネパール大震災チャリティーオークションも行い、松本さんがサインした巨人80周年記念のユニホームや田淵さんがサインした阪神80周年記念ユニホーム、田淵さんが用意するサイン入り野球帽などをオークションする。売り上げは6月の交流試合の会場に設置する募金箱に寄せられた善意と一緒に日赤のネパール大地震の義援金に寄付する。
参加費は食事付きで6,000円だが、女性はサプライズで半額の3,000円。なんでも野球のユニホームを着用してきた人にも抽選でプレゼントを用意する。ふたりの現役時代にあこがれた人を中心に、すでに定員の100人近い参加申し込みがあるが、若い野球ファンや女性の参加に期待している。問い合わせは同スタジアム(電話:0256-32-8911)へ。