閉校になった三条市立南小学校校舎を再活用した三条ものづくり学校に設置された三条地区更生保護サポートセンターの開所式が25日、三条ものづくり学校で行われた。
更生保護サポートセンターは、法務省主導で平成20年度から全国の保護司会に設置されている。企画調整保護司が常駐し、地域の更生保護活動の拠点として、保護司の処遇活動に対する支援や関係機関との連携による地域ネットワークの構築などを行っており、保護司をはじめ更生保護ボランティアの会合や更生保護活動に関する情報提供の場としても活用されている。
三条地区更生保護サポートセンターは、三条地区保護司会(阿部凉子会長・会員39人)を運営主体に4月1日に設置された。
開所式には三条地区の会員や来賓ら30人余りが出席。企画調整保護司に任命された11人の会員に新潟県保護観察所の岩崎耕太郎所長が辞令書を手渡した。岩崎所長は開会あいさつで、昨年までに全国約250カ所に更生保護サポートセンターが設置され、三条地区は県内9カ所目と紹介し、関係団体と連携してネットワークをつくり、地域の力が高まることを期待した。
阿部会長はあいさつで、三条市民がいろんなことを相談したり、聞いたりしてもらえる活気ある場所にしていきたいと話した。三条地区更生保護サポートセンターは月曜から金曜の午前10時から午後4時まで開所。問い合わせは同センター(電話:0256-64-8230、ファクシミリ:0256-64-8231)へ。企画調整保護司11人は次の通り。敬称略。
【企画調整保護司】▲阿部凉子▲斎藤洋一▲岡田良二郎▲福井憲雄▲菅原糸子▲山之内和子▲岩崎武▲阿部久▲佐藤道春▲長谷川勝栄▲清水紀子