24日朝、三条市立三条小学校(小林修校長・児童85人)グラウンドでで地元の元町自治会と三条市、あわせて同校PTAによるプランターに花を植える作業が行われた。
元町自治会と三条市は、30人ほどが参加。約40のプランターに土と腐葉土を入れ、花を咲かせたフィエスタ、バーベナ、マリーゴールドなどを植え、グラウンド側の道路に沿って並べた。
PTAは児童約40人を含む保護者や職員ら約130人が参加。こちらは30のプランターにベゴニアやサルビアの花を植え、正門から児童玄関へ続く通路に並べたほか、校舎わきの側溝の掃除や枯れ葉を拾うなどの環境整備も行った。午前8時半に作業をはじめ、人海戦術で花を植えるだけならいずれも30分ほどで終わり、色とりどりの花が学校を飾った。
三条市内の小路の魅力や付加価値を高めようと昨年、初めて八幡町の八幡宮わきの小路に地元自治会と花のプランターを置く事業を行った。好評だったこともあり、今回は八幡町に加えて隣りの元町でも行うことになったもので、八幡町では6月7日に同様の作業を行う。
一方、PTAは毎年、花植えや環境整備を行っている。今回は三条市からの勧めもあって元町自治会の花植えとあわせて行い、保護者、児童、地域が一体となった取り組みにした。小林校長は「この地域の人たちは学校に強い愛着をもっている。学校と地域が双方向に元気をもらったり、与えたりしている」と、よりいっそうつながりが強まる機会になったことを喜んでいた。