毎年6月から9月までクールビズを行っている燕市は27日午後1時、予定より5日前倒しでクールビズをスタートした。
4月下旬から三条の観測値で1日の最高気温が25度以上となる夏日が珍しくなくなっている。週明けから6月でクールビズになるが、今週後半からさらに気温が上がる予報のため、クールビズを前倒しでスタートした。この日の最高気温は三条で28.4度。
燕市役所では階別、さらに同じフロアの東西や部屋に分けて冷房をコントロールできるようになっている。この日、午後1時半から1階つばめホールで開かれた平成27年度第1回燕・弥彦地域公共交通会議で鈴木力市長は、隣りの小林豊彦村長ととともにノーネクタイで出席。クールビズをスタートしたことに理解を求め、暑ければ上着を脱いでほしいと求めた。
執務室の職員は、午後からクールビズだったこともあり、ノーネクタイになる職員は少なかったが、男性の大半は上着を脱いで長袖のシャツになっていた。翌28日からはクールビズの範囲ぎりぎりの白いポロシャツで出勤する職員もありそうだ。
燕市はビジネスマナーとしてクールビズを6月から9月までとしているが、これまでも早めにクールビズをスタートした年があったと言う。また、国や新潟県はすでに5月からクールビズを行っている。まだ県内の市町村の多くが6月スタートだが、一部で5月スタートのところもあり、今後は5月からに早める自治体が増えそうだ。
三条市もクールビズは6月から9月で、今のところ前倒しは検討していない。これまでもクールビズを前倒ししたことはないが、9月末までを延長させたことはあるようだ。