三条市、国土交通省信濃川下流河川事務所、信濃川下流水防連絡会は31日、三条防災ステーションで「信濃川下流 水防・防災フェスタ」を開き、親子連れなど6,000人(三条市発表)が訪れ、土のう積みやEボート乗船、はしご車搭乗など盛りだくさんの体験メニューなどを楽しんだ。
同書で開催された信濃川下流水防訓練にあわせて、水防活動を体験して河川と親しむイベントとして初めて開いた。
次々と訪れた親子連れやカップルなどは。正午までの水防訓練の見学のほか、土のう積みなど水防工法の体験、起震車と降雨体験車の展示・実演、河原などの法面の草刈りを行うラジコン草刈機の操縦体験。
カヌーとEボートの乗船体験は信濃川で行い、同所の船着場から上流に向かい、左側五十嵐川との合流点を嵐川橋の方向に進み、下流の船着場に戻る30分弱のコース。参加者は心地いい川風にあたりながらオールをこぎ、普段は見ることのできない川の中からの景色も楽しんだ。
このほかにも、ポニーふれあい体験、ミニバスゲーム、三条マルシェ風出店、翌週に同所で行われる凧揚げなど、青空の下でゆっくりと盛りだくさんのイベント楽しんだ。
土のう積み体験は、小さな子どもから大人まで次々と参加。子どもたちも軍手を受け取ると、信濃川下流河川事務所の関係者の指導を受けながら、シャベルで砂をとり、土のう袋に入れる作業を繰り返し、最後はひもを結んで、出来上がった土のうを抱えるようにして摘んでいた。一ノ木戸小学3年生の女の子は、「楽しかった〜」と楽しみながら水防工法を学んだ。