旧燕庁舎新館に水道局と燕サービスコーナーが移転して新たに燕庁舎として開庁、7日にリニューアルイベント「Boccosit@rt」 (2015.6.1)

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旧燕庁舎新館の耐震補強と改修工事が終わって1日、新たに燕庁舎として開庁。旧吉田庁舎敷地内にあった水道局庁舎と旧燕庁舎分館にあった燕サービスコーナーが移転し、3階は各種健康づくり事業や活動を展開するための健診センターに生まれ変わった。

旧燕庁舎新館に水道局と燕サービスコーナーが移転して新たに燕庁舎として開庁
旧燕庁舎新館に水道局と燕サービスコーナーが移転して新たに燕庁舎として開庁

旧燕庁舎は古い旧庁舎と新しい新庁舎があり、昨年度、旧庁舎は解体されて駐車場となり、新庁舎は再活用するため耐震補強と改修工事が行われた。これに伴って新たに燕庁舎として生まれ変わった。

これに伴って「つばめ若者会議」のイベントチーム「れっつばめ」は、7日午前10時から午後3時まで燕庁舎でリニューアルイベント「Boccosit@rt(ぼっこしたあーと)」を開く。1年前に游燕庁舎本館のさよならイベント「Boccos@night(ぼっこさないと)」に続くもの。“ぼっこす”は“壊す”という意味の方言で、今回は“壊したあと”の意味と“アート”の意味もかけた。

「Boccosit@rt」のちらし
「Boccosit@rt」のちらし

テーマは「再生」。3階健診センターを会場に参加無料のリサイクル手作り体験と参加費600円のキャンドル作りワークショップを行う。リサイクル手作り体験は、端切れでクシュクシュお花づくり、新聞紙でミニエコバッグづくり、きれいな包装紙で小物入れづくり、捨てちゃうTシャツでぽんぽんブローチづくりを体験できる。

旧燕庁舎本館の定礎の中から見つかった銅板に刻まれた文字
旧燕庁舎本館の定礎の中から見つかった銅板に刻まれた文字

キャンドル作りワークショップは、結婚式場で使われたろうそくを再利用したろうをコインのようなチップにした材料を組み合わせ、芯を通して思い思いのキャンドルを作ることができる。

さらに旧燕庁舎本館の定礎の中から見つかった銅板を展示する。約45×61センチA2判くらいの大きさの銅板に工事概要と庁舎ができるまでの文章の彫金が施されている。このなかには庁舎竣工引き渡しの直前になって暖房用ダクトから出火して完成が予定より1年も遅れたうえ、2人もの犠牲者が出た悲しい歴史も刻む。これが庁舎に幽霊が出るといううわさの元になったようだ。

1日から12日まで旧燕庁舎本館の写真を展示
1日から12日まで旧燕庁舎本館の写真を展示

1階のエントランスホールには、1日から12日まで旧庁舎本館が建設された当時の白黒写真や昨年の「Boccos@night」の写真や解体工事中の写真約80枚を展示しており、もう少し写真は増える。

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