三条・燕総合グラウンドの陸上競技場が県央地域で初めて待望の全天候化に改修されたのに伴い、6日午前10時半から新しくなった陸上競技場でリニューアルオープン記念小学生陸上記録会が開かれる。
記録会には三条市ジュニア陸上教室と燕市の燕リトルウィングRC、分水ジュニア陸上教室から小学生合わせて約150人が参加する。記録会に先立って8時半から全天候化にあわせて導入された写真判定機の使い方の講習も行い、燕、三条両市内の小中学校教諭を対象に受講してもらう。
全天候化は陸上競技場の400メートル、8コースのトラック部分を土のクレーからウレタン舗装に改修した。工期は昨年10月からことし5月29日まで、工事費は1億5,800万円。
全天候化により雨が降っても競技が行えるようになった。もちろん雨でラインが消えることもない。全天候型の陸上競技場は県央地域では初めて。
これまで全天候型の陸上競技場は近くても新潟市か長岡市にしかなく、中学生の燕市や弥彦村が対象の郡市陸上大会や三条市内中学校の陸上大会は、はこれまで長岡市営陸上競技場を会場に開いてきたが、これからは総合グラウンドで開ける。今季の大会には間に合わなかったが、秋の新人戦では総合グラウンドが会場になる。
三条市、燕市の陸上競技協会や中学校体育連盟、小学校体育連盟の陸上関係者は長い間、総合グラウンドの全天候化を要望していた。あわせて購入した写真判定機は640万円。これにより大勢の競技役員を導入しなくても公認記録が取得できる。
また、14日に総合グラウンドで開かれる第41回県央地域中学校陸上競技大会が全天候化グラウンドでの第1回記念大会となり、県央地域近隣中学生と小学生約500人が参加する。