三条マルシェ実行委員会は、5月6日開催の三条マルシェの会場で募金箱を設置して日本赤十字社の2015年ネパール地震救援金への寄付を呼びかけ、集まった善意1万6,641円を3日、三条市を通じて寄付した。
三条マルシェ実行委員会の小松正明実行委員長と副実行委員長の高橋昌弘さん、結城靖博さん、今井寛さんの3人が市役所を訪れ、小松実行委員長から国定勇人市長に善意を包んだのし袋を手渡した。
年内の三条マルシェは10月まで毎月、開催されるが、当面は同様に募金を続ける計画。次回6月14日の三条マルシェでは寄付をしてくれた先着100人に生花店が提供してくれるヒマワリの花をプレゼントする。
国定市長は、ネパール地震の被災地は今も大変な状況が続いていると思われるのにあまり報道されなくなっていることを憂うとともに、三条マルシェが募金を続けることを喜んだ。
国定市長にとって前回の三条マルシェは特別だった。イベント出店のバンド演奏で、初めてギター奏者として出演。「今まで見ていた世界と違って、すごく楽しかった。マルシェに参加するのは、こういうことだったんだなと思った」、「少しでも立ち止まってくれる人がいれば、それでうれしい」と笑顔で振り返っていた。
小松実行委員長は、国定市長の演奏があるのを知らなかったと残念がっている声を何人もの人から聞いたと話していた。