燕市吉田地区の24の老人クラブでつくる吉田地区老人クラブ連合会(平原厳一会長・会員1,466人)は5日、吉田総合体育館で第43回吉田老人スポーツ大会を開き、参加した会員約500人はスポーツで体を動かして順位を競った。
吉田地区老人クラブは、年6回のゲートボールをはじめ、体力測定を行うなど、老人クラブの衰退が叫ばれるなかで活発な活動を続けている。スポーツ大会も毎年恒例で、会場には万博も下がって、いわば高齢者の運動会だ。
ことしも24の老人クラブすべてが参加し、松、竹、梅、亀、鶴、寿の6つのチームに分かれ、個人種目と団体種目を合わせて17種目を行い、団体競技の玉ころがしや紅白玉入れなど17種目の合計得点でチームの順位を決めた。
午前9時から午後3時まで、たっぷりと体を動かし、汗を流した。吉田栄町、吉田水道町、吉田東栄町、吉田日之出町の町内でつくる四葉クラブは、95人の会員のうち28人が参加した。
会長の掘裕恒さん(77)=吉田栄町=は、「健康づくりには最高のイベント。このあと慰労会もあり、親ぼくを深められるのもいいし、会の発展にもいいこと」と大会参加に積極的だ。昨年は3位だったので、ことしは2位以上を目指し、午前の部が終わったところで成績は2位。「いい感じでいってる」と目標達成の手応えにご機嫌だった。