三条市下田地区の道の駅「漢学の里しただ」は6月の毎週日曜に「ごんぼっ葉笹だんご祭り」を開き、笹(ささ)だんごの対面販売などを行って地元の季節の味覚をPRしている。
下田地区では、昔から6月の田植え休みに笹だんごを作り、近所や親せきに贈る習慣がある。「漢学の里しただ」は通年で笹だんごを販売しているが、昔から伝わる笹だんごの時期に笹だんごをPRしようと、笹だんご祭りと題してイベントを行う。
毎週日曜日に笹だんごを製造する下田地区の団体が屋外の特設テントに出店し、通常1個135円のごんぼっ葉(オヤマボクチ)入り笹だんごを120円の特別価格で販売する。
出店者は、7日が「株式会社新潟想食」(江口)、14日が「粟の里」(南五百川)、21日が「飯田ふれあいマーケット」(飯田)、28日はそれら3団体と同道の駅の直売所「彩遊記」のあわせて4団体。ばら売りもするので、各団体の笹だんごを食べ比べてみるのもおもしろい。
最終日の28日は、午前11時から1時間の笹だんごつくり体験を行い、笹だんごの包み方やしばり方を地元の名人に教わりながら完成させる。参加費は笹だんご3個で648円。定員は10人で、参加したい人は予約が必要だ。
また、同道の駅では、日ごろから笹だんごの販売を行っており、予約も受け付けている。問い合わせは、道の駅「漢学の里しただ」(電話:0256-47-2230)へ。