県央地域初の陸上競技場の全天候化工事が完成した三条・燕総合グラウンドで6日、「三条・燕総合グラウンド陸上競技場リニューアルオープン記念小学生記録会」が開かれ、グラウンドのコンディションを試すような雨のなかで小学生が走り初めをした。
全天候化は陸上競技場の400メートル、8コースのトラック部分を土のクレーからウレタン舗装に改修したもので、雨が降っても競技が行えるようになった。また、写真判定の機械も新設され、その講習も行われた。
この日は、午前10時半から正午まで開かれ、三条市ジュニア陸上教室50人、燕リトルウィングRC30人、分水ジュニア陸上教室47人の小学1年生から6年生まで計127人が参加した。
雨が降ったりやんだりのあいにくの天気となり、土のトラックなら中止だったところ。全天候型のグラウンドを試すにはおあつらえ向きの天気ともいえ、小学生たちはびしょ濡れになっても懸命に走り、全天候型となった新しいトラックを走り抜けた。
分水ジュニア陸上教室の新川心由羽(みゆう)さんは、「走りやすかった」、「雨降りだったけど、いい記録がでました」と、リニューアル後の感触を実感していた。