第2回燕三条駅県央祭りが14日、JR燕三条駅で開かれ、県央エリア各地の太鼓や踊りの披露、芸能ステージや縁日、ご当地キャラのほか、E926形新幹線電気・軌道総合検測車両の通称「East i(イーストアイ)」の展示などが行われる。
午前10時から午後3時まで開かれ、1階コンコースの特設ステージでは県央エリア芸能ステージ。出し物は、太鼓で三條三小相承会、田上甚句太鼓、弥彦太鼓、踊りで岩室温泉の芸妓(げいき)、加茂のザ・松坂「まつざか」、加茂松坂協会、三条市と燕市のよさいこ団体が出演。加えて三条商業高校書道部による書道ガールズのパフォーマンスも披露される。
県央エリアのご当地キャラは、燕市のきららん、三条市のエコちゃんサンちゃん、岩室温泉のいわねちゃん、田上町の田上レンジャー、長岡市寺泊の海の妖精神まりん、それに新潟県のレルヒさんにSLばんえつ物語キャラクターオコジロウ・オコミ。加茂市のご当地ヒーローのカモレンジャーとミス雪椿も来場する。
「East i」の展示は午前10時半から午後2時まで、13番線で行われる。「East i」は新幹線E3系をベースにした検測車両。社内見学はできないが、運行ダイヤは非公開なので、間近で見られる貴重なチャンスだ。見学は無料だが、おとな140円、子ども70円の入場券が必要、幼児は無料。
これとあわせて2階コンコースでは、燕三条駅観光物産センター「Wing」が縁日風屋台出店を行う。輪投げ、コンピューターゲーム、バスケビンゴゲームなどの屋台のほか、オリジナル缶バッジ製作や新幹線ペーパークラフトづくりなども楽しめ、ホットドッグ、コロッケ、おこわ、団子などの販売もある。新幹線ペーパークラフトはJR東海のN700系のほか、同駅でも“新潟電車”と呼ばれる在来線の新型車両、E129系を用意する予定だ。
縁日は1枚50円、7枚つづり300円の「あそび券」で参加できる。イベントちらしにも「あそび券」1枚が付いているほか、駅内の売店や飲食店を利用すると先着で「あそび券」のプレゼントがある。
燕三条駅では昨年、弥彦線乗換通路リニューアルに伴って新潟デスティネーションキャンペーン(DC)特別企画のセレモニーと初めての燕三条駅県央祭りが開かれた。
ふだんは殺風景な1階コンコースがにぎわって予想以上に好評だったことから、ことしもアフターDCの意味合いも込めて県央祭りを開くことになったもので、今後も継続して開催したい考え。鉄道ファンはもちろん広く来場を呼びかけている。