三条市と三条まんま塾は15日、三条市中央公民館で第3回Bon Appetit!! SANJO農産物展示会を開き、市内12の生産者が野菜やコメ、農産物の加工品などを来場した飲食店や施設の調理担当者などにアピールした。
地元の魅力ある農産物づくりに取り組む農業者や三条産農産物の加工業者など生産者と飲食店、小売店、病院や福祉施設、観光事業者など需要者との出会いやつながりの場になればと昨年9月と11月に開いたのに続き、3回目。地産地消のさらなる促進を目指している。
会場には12の生産者がそれぞれの生産した農産物や加工品をはじめ、これから収穫する野菜や果樹などのパネルなども展示した。生産物はキャベツやダイコン、ナス、キュウリ、コマツナ、エダマメなどの野菜、コメ、黄桃ジャム、米粉、ワラビ水煮、茄子漬、神楽南蛮、こうじ漬けの素、米粉中華麺、にいがた地鶏。コメや野菜では、自然農法米や自然栽培野菜、イタリア野菜などこだわりの農作物もあった。
来場者は、各生産者を回って説明を聞き、収穫期やほかに生産しているもの、加工品では製造方法や使い方など、気になったところは質問し、あちこちで名刺交換も行っていた。
市内のホテル担当者は、「今すぐには(取り引きに)結びつかないが、情報として知り、ほしいときにお願いする」と、地元の生産者を知り、つながりを得ることも目的に前回も来場したと話していた。
次回は、11月を予定している。問い合わせは、三条まんま塾事務局(三条市福祉保健部健康づくり課内(電話:0256-34-5511)へ。