「ごぼさま」として親しまれる三条市・真宗大谷派三条別院で20、21の2日間、ことしで4年目の「御坊市(ごぼういち)」が開かれており、県内各地からセレクトした59店が並んでいる。
2日間とも午前10時から午後4時まで開かれ、「いろいろなモノ」として雑貨、小物、アクセサリー、小道具などを扱う36店、「オイシイモノ」として飲食を提供する22店が出店し、草木染めの版画のワークショップもある。
昨年の御坊市は本堂などが改修工事中だったため境内にテントを張って開いたが、今回は2年ぶりに本堂や旧御堂が会場に。来場者は本堂を入ったらまず本尊に向かって参拝してから各店を回った。
ハンドメイドの小物、アクセサリー、バッグ、ジュエリーや小道具、雑貨など、県内の有名なショップの商品が凝縮。それを目当てにオシャレ感度の高い女性などが続々と訪れて例年通りのにぎわいになった。
周辺駐車場はすぐに満杯になり、参道から延びた車の行列が大通りまで続くこともあり、正午ころになると早くも売れ切れになる店も出始めた。
「お坊さん企画」として、2日間とも「お坊さんと念珠づくり」と「三条別院七不思議巡りツアー」を行い、21日だけの企画で「坊コン2015@三条御坊市」も開かれる。