19日から21日までの3日間、燕市国上、道の駅国上のふれあいパーク久賀美で越後洋らん倶楽部(小林博史部長・部員56人)主催の「初夏の洋らん展」が開かれている。
主催の越後洋らん倶楽部は、新潟市西蒲区竹野、OCgarden(小原康人社長)に集う洋らん愛好者を部員とする趣味の会。2年前から毎年、洋らん展を開いている。今回も部員が栽培する洋らん約80鉢を展示しているほか、OCgardenによる200鉢を超える洋らんの販売、さらに正面玄関前でも草花の販売も行っている。
部員が出品した洋らんは、小原社長の審査で最優秀賞をはじめ5点の受賞作品を決めた。ことしは春から気温が高い状態が続いているため開花が早まり、例年より花が少ない時期に当たった。そのなかで咲いている花はどれも見事で、1年で1週間ほどしか花が開かない品種チグリアや強い芳香を放つビフルカツムなどさまざま品種がそろっている。
「2年前より上手になって全国レベルになっている」と小林社長。「花を咲かせるのは当たり前。見せ方を工夫したり、花を咲かせるのが難しい品種に挑戦したりするようになっている」と言う。
販売は何十万円という希少品種から1,000円でお釣りが出る格安なものもある。贈答用の胡蝶蘭は1本1万円とも言われるが、限定販売のミニ胡蝶蘭は1,000円と自分用にも手の届く値段なのがうれしい。20日は午前9時から午後5時まで、21日は午後4時まで開く。