燕市・JR吉田駅前周辺で開かれる定期露店市「一・六の市」にあわせて21日、燕市の露店イベント「つばめるしぇ with 吉田のいちび」が開かれ、商店街も出店して昔ながらの露店と新しい露店が屋根を並べる。
毎月「一」か「六」のつく日に開設される定期露店市で車両通行止めになる吉田旭町一丁目から吉田上町地内の通りを会場に午前8時から午後2時まで開かれる。定期露店市には毎回約30店舗が出店。そこにつばめるしぇの13店舗が並ぶ。
菓子、軽食、もつ焼き、ハンドメイド小物、おこわ、ジャムなどを売る店やハンドマッサージのサービス、吉田商工会によるとり肉のレモンあえの販売、さらに商店街で「はんじょういち」を開店して蟹クリームコロッケや黒豚春巻きの販売などを行う。
午前10時から正午まで昨年、好評だったがクイズラリーを行う。参加受け付けは午前11時半までで先着150人で締め切り。隠れているクイズを探して正解すると菓子がもらえる。
また、午前11時から11時半まで露店市会場そばのグループホームあさひで、飛燕夏まつりで行われる燕1000人みこしとよさこいソーランが披露され、まつりをPR。もちまきも行われる。
つばめるしぇは3年前の燕青空即売会に始まり、ことしの開催は7回を計画し、今回は4月の分水おいらん道中に続いて2回目。吉田いちびでの開催は一昨年は雨で中止し、昨年に続いて2回目。昨年は予想を上回る人出で、クイズラリーはすぐに先着の100人に達したため、ことしは150人に拡大した。
商店街の出店もとくに出店側の商店主に好評で、販売品目を昨年より充実させた。吉田いちびでの開催は、定期露店市に親しんでもらうのも大きな目的で、定期市にあまり縁のなかった人たちにもこの機会に来場を呼びかけている。