燕署は22日、オレオレ詐欺の特殊詐欺被害の届け出を受けた。
被害者は燕市に住む90歳代の男性Aさんで被害金額は200万円。16日に午前中においを名乗る男からAさんに数回、電話があった。
電話の内容は「病院に行って携帯電話などが入ったかばんを忘れた。かばんの中に会社の通帳が入っていてお金が必要なんだ。200万円なんとかならんかね」といったもの。
Aさんは自宅近くの寺の付近の路上で、おいの知人と名乗る男に封筒入り現金200万円を手渡し、だましとられた。その日の夕方、Aさん方においが来たのでAさんがおいに確認したところ、だまされたことに気づき、燕署に届け出た。
燕署では、子どもなどから電話で「携帯電話が変わった。会社の通帳が入ったかばんをなくした」という流れは特殊詐欺の典型的な手口なので、必ず前の電話番号に確認するよう注意を呼びかけている。