下田地区荒沢が拠点のNPO法人ソーシャルファームさんじょうで活動する三条市の地域おこし協力隊に大滝雄斗さんが着任 (2015.7.1)

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1日に三条市の地域おこし協力隊に着任した大滝雄斗さん(25)=長岡市中之島=は、さっそく国定勇人市長に訪問、着任のあいさつをした。

国定三条市長に地域おこし協力隊の着任のあいさつをする大滝さん
国定三条市長に地域おこし協力隊の着任のあいさつをする大滝さん

ことし4月にNPO法人の設立を認証されたばかりの「NPO法人ソーシャルファームさんじょう」に従事する。ソーシャルファームさんじょうは、三条市下田地区の荒沢地域を拠点に、下田地区をフィールドとした職業訓練、寺子屋活動、伝統技術ワークショップ、新規就農希望者支援と人財育成の企画運営などを行う。任期は年度末の来年3月末までで、再任もあるが最長でも3年以内。

もうひとり同じ業務に就く隊員の採用を決めており、8月ころに着任。さらに9月にはもうひとり採用し、荒沢の空き家をリフォームしたシェアハウスで生活する。

国定市長と歓談する地域おこし協力隊に着任した太滝さん

大滝さんは長岡市中之島の出身。新潟大学法学部を卒業し、銀行で2年余り働いた後、県の臨時的任用職員として半年間、働いた。2013年から慶応大学大学院政策メディア研究科SCMの一員として三条市民球場で調査、研究を行った当時、慶応大大学院生の斎藤和真さん(26)は、大滝さんにとって新潟大学ラクロス部の1年先輩。斎藤さんが昨年6月に山梨県富士吉田市の地域おこし協力隊に着任したことで、地域おこし協力隊を知った。

国定勇人市長は「ぼくらが知恵やアイデアできないところを補ってもらう仕事」、「地域経営課がどう思っているかとか、三条市がどう思っているかとか、それは気にすることはない」と外部からのフレッシュな感覚を仕事に生かすことを求めた。

あいさつのあと大滝さんは「人の話を聞き、意見を集めてまとめるのがうまい」と自己評価し、「まじめ過ぎると言われることがあり、思いついたことをばんばん言って、いい意味で空気を読まないで行動したい」と抱負を話した。


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