燕市は6月30日、ことしも子ども記者の任命式を行い、広報「つばめ」10月15日号とあわせて発行する広報「つばめ」子ども版を制作する市内小学校の5、6年生19人を子ども記者に任命した。
子どもたちから子ども版の広報紙をつくってもらい、燕市のことを知って燕市を好きになってもらおうと3年前から毎年、夏休み中に取材を行う形で行っている。ことしの参加は5年生6人、6年生13人の合わせて昨年より4人少ない19人。うち9人までが昨年に続いての参加だ。また、ことしも男子は2人だけと少ない。
任命式には子ども記者とその保護者らが出席し、鈴木力市長から1人ひとりに子ども記者の任命書と腕章を手渡した。鈴木市長は昨年、燕市が制作した広報つばめ子ども版を制作するようすを収録したドキュメントのDVDが全国の地方自治体の広報コンクールの映像部門で最高賞を受賞したことにふれ、「ことしは広報そのものが1位になるくらいを目指してほしい」、「燕市のいいところを君たちの目で探して燕市民や全国に向けて知ってもらう、そんな広報にしてほしい」と期待した。
子ども記者も1人ずつ順に自己紹介し、「一眼レフカメラを使わせてもらって楽しかたのでことしも応募した。ことしは燕市役所を取材したい」、「去年の経験を生かしていろんな人が喜んでくれる広報をつくりたい」、「みんなが読みたくなる広報をつくりたい」とそれぞれ抱負を話した。
鈴木市長は「去年に続いて参加している子どもが多いと雰囲気が違う」と、これまで以上に頼もしさを感じていた。