2013年に登録有形文化財となった燕市総合文化センターの敷地に建つ「燕市旧浄水場配水塔」、通称「水道の塔」の講演会が5日午後1時半から燕市中央公民館で開かれ、長岡造形大学の平山育男教授が「旧燕市配水塔はなぜ旧中津町配水塔に似ているのか?」をテーマに講演する。
水道の塔は1941年に竣工。燕市の創設水道における現存する施設として貴重で、長く地域のシンボルとして親しまれ、2013年に登録有形文化財となった。
平山教授は全国の配水塔を調査しており、登録に伴って燕市の水道の塔の調査も行った。登録の前後に水道の塔について講演し、今回で3回目の講演。燕市の水道の塔は、遠く離れた九州の旧中津町の配水塔にデザインが似ており、その理由などについて話し、3時に終わる。
「燕の水道の塔を愛する会」(早川賛治会長)と燕市教育委員会が主催。定員100人で参加は無料。参加の申し込みは必要なく、参加したい人は直接、会場へ出向く。問い合わせは燕市教委社会教育課(電話:0256-63-7002)へ。