県立新潟県央工業高校(大湊卓郎校長)は3日、インターハイに出場するレスリング部とウエイトリフティング部、甲子園出場をかけて10日開幕する第97回全国高等学校野球選手権大会新潟大会に出場する野球部の壮行式を行い、出場選手を激励した。
同校の生徒会、同窓会、後援会が主催し、正午から体育館で行った。全校生徒が整列するなか、野球部、ウエイトリフティング部2人、レスリング部11人の出場選手が入場した。
大湊校長は「心静かに、地に足をつけて初戦に臨んでください」とあいさつ。レスリング部の捧隆成部長、ウエイトリフティング部の大原義史部長、野球部の鈴木大成主将の3人がそれぞれ決意表明を行い、生徒全員が応援団長並みに大きな声を張り上げて校歌を歌って激励した。
同窓会と後援会も、それぞれの選手が厳しい練習の成果を十分に発揮してほしいと願った。野球部には2008年の甲子園初出場から7年ぶりの甲子園出場に期待した。
インターハイは平成27年度全国高等学校総合体育大会「2015君が創る近畿総体」として28日に和歌山県で開幕。ウエイトリフティングは8月1日から兵庫県明石市で、レスリングは8月2日から京都府舞鶴市で競技が行われる。
壮行式に続いて、賞状伝達式を行い、レスリング、ウェイトリフティング、山岳、水泳の各競技で優秀な成績を修めた選手に大湊校長が賞状を伝達し、栄誉を称えた。第2シードの県央工高の初戦は、13日に柏崎市の佐藤池球場で行われる。