建築資材や住設機器を販売するヒーブ中山株式会社(中務久徳代表取締役・三条市中新)は、19日午前10時から三条市総合運動公園トリムの森で初めての「建築の感謝フェスタ in 三条」を開き、協力会社の市内工務店をPRするとともにミニ縁日の飲食やゲームはすべて無料サービスして顧客に感謝するので広く来場を呼びかけている。
PRする工務店はいずれも三条市内にある有限会社大竹建工=西大崎=、中進住宅有限会社=西中=、サイトウ建築=曲渕3=、有限会社市川建築店=飯田=の4社。それぞれブースを設けて施工例のパネル展示など各社で工夫してPRしてもらう。
建築材料や住設機器のLIXILの移動展示車がやって来る。県央地域は初登場で、トラックの荷台に設置したキッチンやトイレ、洗面台、バスを見てもらう。
当選者が大特価でカーポート、洗面、タンクレストイレなどが購入できる大抽選会、網戸の張り替えは持参すれば大1,000円、中800円、小500円とその場で格安で行う。
目玉はミニ縁日で、数量限定でかき氷、焼きそば、フランクフルトを無料サービス。さらに射的、輪投げ、水風船も行い、これも景品も含めてすべて無料の大盤振る舞いだ。フリーマーケット、IH実演、新鮮野菜の直売、ペダル無し二輪車「ストライダー」遊びもあり、午後3時に終わる。
三条市内では、水害で被災した住宅の修繕は一段落。新築やリフォーム工事をハウスメーカーに注文するケースも多い。地の利を生かして地域密着の地元大工、工務店とユーザーの施主が薄くなっているのではと、初めて今回のイベントを企画した。
ヒーブ中山は創業から約30年。代表取締役の中務久徳さん(42)は、「自然のなかで大工さんと接してほしい。仕事につながらなくてもいいから、家族で楽しんでもらえる祭りのようなにぎやかなイベントになればいい」と来場を待っている。
参加各社の顧客を中心に来場を案内しているが、だれでも参加できる。初めてでどれくらいの来場者があるか見当もつかないが、500人くらい来場すればと中務さんは願っている。問い合わせはヒーブ中山(電話:0256-38-7892)へ。