第3回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会燕市予選会が11、12の2日間、燕市吉田野球場で開かれており、本大会出場をかけて燕市内の小学生でつくる少年野球9チームが競っている。
スワローズとコラボレーション事業を進める燕市、スワローズのキャンプ地の愛媛県松山市、宮崎県西都市、沖縄県浦添市の4都市の少年野球チームが参加する少年野球大会が一昨年から毎年開かれており、3回目のことしは11月21日から23日まで浦添市で開かれる。その大会に出場する燕市代表チームを決めるのがこの予選会。優勝した1チームが本大会へ進む。
昨年は選手が足りずに参加できなかった小池野球スポーツ少年団を含む市内の少年野球9チームが参加。午前9時から行った開会式では、昨年優勝の燕南野球スポーツ小年団が優勝杯を返還、燕スピリッツJr.主将の小学校6年生石井葵君が「ぼくたち選手一同は仲間とともに汗を流し、日々、練習に励んできました。楽しい野球というものを教えてくださった監督、コーチをはじめ、これまで支えてくださった多くの方への感謝の気持ちを胸にこの大会が最高の思い出となるよう全員野球で戦い抜くことを誓います」と選手宣誓を行った。
鈴木力市長の始球式で試合開始。鈴木市長は浦添市でゲットした交流イベントでしか販売されないスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」のイラストが入った沖縄のかりゆしウェアを着て、真ん中低めのストライクを決めた。
三条の午前9時の気温は24.8度と早くも25度に迫り、梅雨明けしたかのような抜けるよう青空とじりじりと焼けるような日差しのなか、そろいのユニホームを着た各チームの球児は熱戦を繰り広げている。