全国的に高気圧に覆われて猛暑となった13日、新潟県内は全国でも最も気温が高くなり、三条でも最高気温36.3度とこの夏初めての猛暑日となった。
明け方の最低気温は21.7度。日中は雲が目立ち、日が陰ることもあったが気温はぐんぐん上がった。毎正時の観測値では午前7時の25.9度で25度を超え、同10時の30.3度と30度を超えた。
正午にはことし最高を記録した前日12日とぴったり並ぶ34.0度を記録し、午後1時には35.5度を記録してこの夏最高を2日連続で更新するとともに、この夏初めての25度を超す猛暑日となった。
午後1時ころをピークにそれから気温が下がることが多いが、夕方に向かってもなおじりじり気温が上がり、午後4時43分に最高の36.4度を観測した。
夜に向かっても気温が下がらず、午後10時の30.5度が同11時に29.5度となってようやく30度を割ったが、エアコンをつけないと寝苦しい夜になった。
6月中旬から梅雨寒にもほどがあるような涼しい日が続き、盛夏がやってこないのではないかさえ思うほどだったが、10日から急に気温が上昇。涼しさに体が慣れていたこともあり、いちだんと厳しくなる暑さだ。
全国で最も暑くなったのは高田で38.5度。次いで中条38.4度、大潟38.3度とベスト3をすべて新潟県の観測地点が占めた。ほかにベスト10には秋田県、山形県、富山県、石川県、群馬県が入り、東北と北陸の日本海側で気温が上がった。
三条大橋の須頃側、国道8号にある気温表示板は午後4時過ぎに37度を表示した。三条市中央公民館の事務所南側の窓の外には幅約6メートルのグリーンカーテンがある。6月初めにアサガオの種をまき、キュウリの苗を植えた。キュウリの花は今が盛りで黄色い花を咲かせており、エアコンの効いた事務所から見るキュウリの花と青々とした葉のコントラストが涼しげだった。