「東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合」の事務局長に15日、佐賀県武雄市の前市長、樋渡啓祐氏が就任した。
樋渡氏は武雄市長を8年8カ月務め、ことし1月の佐賀県知事選に立候補したが落選。2月2日に地方創生、地域活性化、地方再生に関する企画、立案、コンサルティング業務などを行う樋渡社中株式会社を設立、代表取締役となり、7月1日には武雄市地方創生アドバイザーに就任している。
首長連合の会長に就く国定勇人三条市長は、事務局は三条市に置くものの、運営には樋渡氏の協力を求める考えを示しており、それが正式に決まった。
樋渡氏は国定市長にとって総務省時代の先輩で、官僚から市長に就いたという意味でも先輩であり、盟友。
首長連合は2020年の東京オリンピック・パラリンピックを東京のひとり勝ちではなく地方の活性化、地方創生につなげようと国定市長の呼びかけで6月10日に発足。7月10日現在で全国335自治体が加盟している。