16日に安全保障関連法案が衆議院を通過して明けて17日、「燕の戦争法案に反対する有志の会」は、午後5時半から燕三条地場産業振興センター前の井土巻交差点角で法案反対を訴えるリレートークを行った。
趣旨に賛同する燕市と三条市の市議会、九条の会、市職労などから27人が参加。「9条を守れ!」、「強行可決許すな!」、「アベ政治を許さない」、「戦争法案許すな!」などとあるプラカードを掲げた。
リレートークを行ったのは、燕市議の長井由喜雄氏とタナカ・キン氏、前燕市議の斉藤紀美江氏、三条市議の武藤元美氏と坂井良永氏、燕九条の会代表の黒田玲映氏。拡声器を使ってそれぞれの言葉で法案反対を訴えた。足を止めて聞く人はいなかったが、「頑張ってね!」と声をかけていく人もいた。
途中で「平和を守れ!」、「若者、戦場やらせない!」、「戦争法案廃案!」とシュプレヒコールも行った。
同会は14日に初めて行動を起こし、燕市内のスーパー前でプラカードを掲げて文字通り黙って立っている「サイレントスタンディング」を行った。今回はそれに続くもので、次は20日の行動を検討している。長井市議は「東京では毎日のようにデモがあり、戦争法案反対の動きがどんどん広がっている。地方からもいろんな団体や個人が反対の声を発するのが大切」と話した。