燕市燕地区で18、19の2日間、第44回飛燕夏まつりが行われている。初日18日はあいにくの雨が降るなか、交通安全・音楽パレードに始まってバーベキューと大なべの豚汁のふるまい、ストリートダンス、よさいこソーラン、燕1000人みこしが行われた。
朝から降り始めた雨はあがることが期待されたが、逆に夕方に向かって強くなった。燕舞ストリートダンスフェスティバルは、昨年まで2日目に行っていたが、2日目はスケジュールがタイトなため出演団体を制限しており、出演したい人はすべて出演してもらおうと時間に余裕のある1日目に変えたが、それでも時間が足りず、昨年より10組多い59組が出演。観客も多く熱気にあふれ、飛燕夏まつりを代表するイベントだった。
午後3時半から商店街メーンストリートで燕1000人みこしとよさこいソーランが行われた。よさこいソーランには7団体が出演。みこしは恒例の金、銀、鎚起に加えて初めて「花嫁みこし」が登場した。
花嫁みこしは、花嫁が乗るみこしをかつぐというもので、みこしに乗ったのは三条市出身で東京に住む添原彩子さん(24)。大学時代に知り合ったカナダ出身のマーシャル・オリバー・ジョンさん(21)と交際中で、結婚の予定はまだない。いすと手すりがついたみこしにのり、落とされないように手すりを握りしめ、「怖かったけど楽しかった。いい記念になりました」と目を丸くしていた。
一方、燕市宮町、戸隠神社(星野和彦宮司)では、神社や有志がつくったゆるキャラ「つばくろちゃん」を初披露した。2日目は午前11時半からと午後1時からの2回、戸隠神社前などに登場する。