18、19日と開かれた燕市燕地区の第44回飛燕夏まつりは、主催者発表で2日間で延べ2万9,000人の人出だった。雨にたたられた昨年の2万7,000人を上回り、一昨年と並ぶ人出だった。
1日目は雨だったが2日目は晴れたり曇ったりで、1日目の県警音楽隊によるふれあいコンサートを中止した以外は、ほぼ予定通りに行われた。昨年も1日目は雨で、ふれあいコンサートを含む交通安全・音楽パレード全体を中止したのでその分、ことしは人出が増えたのが大きい。
2日目は早朝からJA越後中央総合管理センターでふれあい野菜市が開かれ、旧NTT跡地の特設ステージではフラダンスやと郷土芸能太鼓の響演、民謡、燕甚句踊り流しが行われた。メーンストリートではフリーマーケット、つばめ屋台村、チビッ子遊びの広場がずらりと並び、子どもたちをはじめ大勢の市民でごった返した。
そしてハイライトは燕ばやし大会。旧燕もんなら耳にたこができるくらい聞いている「燕ばやし」の生演奏にあわせて、33団体から参加した約2千人が踊りの輪をつくった。
これまでは1時間、ぶっ続けて踊ってきたが、ことしは10分間の休憩を入れて、その間に約百人が伝統の燕甚句踊り流しを踊り、参加者から見物してもらった。最後は恒例で万歳三唱を行ってまつりを締めくくった。みんなが帰り始めると間もなく雨が降り始め、ぎりぎりセーフだった。