建築資材や住設機器を販売するヒーブ中山株式会社(中務久徳代表取締役・三条市中新)は19日、三条市総合運動公園トリムの森で初めての「建築の感謝フェスタ in 三条」を開き、協力会社の市内工務店のPRとともにミニ縁日の飲食やゲームで来場者にサービスした。
PRする工務店はいずれも三条市内にある有限会社大竹建工=西大崎=、中進住宅有限会社=西中=、サイトウ建築=曲渕3=、有限会社市川建築店=飯田=の4社。それぞれブースを設けて施工例のビフォーアフターのパネル展示でPRしたり、端材を販売したりした。
さらに建築材料や住設機器のLIXILの移動展示車が県央初登場。当選者が大特価でカーポートや洗面を購入できる大抽選会、持参した網戸を格安で張り替え、飲食やミニ縁日の利用をすべて無料の大盤振る舞いでサービスした。
台風11号の接近で天気が心配されたが、雨は降らず晴れたり曇ったり。午前だけで300人近くが来場し、3分1くらいが出店者の顧客ではないフリーの来場者だった。網戸の修理も次々と網戸が持ち込まれて担当者が作業を休む間もなかった。リフォームを依頼する工務店を決めていく人もいて直接、仕事にもつながっていた。
地域密着の地元大工、工務店とユーザーの施主が薄くなっているのではと、初めて企画したイベント。ヒーブ中山の代表取締役、中務久徳さん(42)は、「思ったより大勢の人から来ていただいた。皆さんの協力があってできた企画で、毎年でも続けられたらと思う」と盛況を喜んでいた。