初めて三条防災ステーションを会場に三条市消防団小型ポンプ操法競技会、栄第3分団が優勝 (2015.7.20)

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三条市と三条市消防団(長谷川作雄消防団長)は19日、初めて三条防災ステーション駐車場を会場に第9回三条市消防団小型ポンプ操法競技会を開き、三条、栄、下田の3方面隊から12チームが出場してポンプ操法の技術を競い、栄第3分団が優勝した。

第9回三条市消防団小型ポンプ操法競技会
第9回三条市消防団小型ポンプ操法競技会

消防技術の向上や団員相互の連携、団体行動を的確にすることなどを目的に、旧三条市時代の昭和63年から毎年、開いている。会場は、三条市総合運動公園、県三条地域振興局駐車場などで開いてきたが、今回は、昨年オープンした三条防災ステーションに初めて会場を移した。

国定勇人市長をはじめ来賓、選手、役員など約150人、応援の消防団員300人の計約500人が参加。応援の家族も訪れていた。

チームは5人編成で、三条方面隊6、栄方面隊3、下田方面隊3の計12チームが出場。小型ポンプにホースを設置、延長し、放水するまでの一連の動作を行い、規律や節度、敏しょう性、士気、安全性などの総合審査と所要時間の時計審査の合計で競い、競技のスタートから終了まで約1分間の素早い行動を披露した。

初めて三条防災ステーションを会場に開かれた
初めて三条防災ステーションを会場に開かれた

朝のうちの雨が上がった蒸し暑さのなかでも、きびきびとした動作と大きな声で指示を伝えながらの的確な行動に、各チームの競技が終わるたびに拍手が送られた。

競技の結果、栄方面隊第3分団が優勝した。上位3チームと優秀な成績を収めた各操作の選手1人ずつ4人に優秀選手賞を贈った。表彰を受けた3位以上のチーム(選手、敬称略)と成績公表の上位6チーム、優秀な成績をおさめた各操作員1人に贈る個人賞の優秀選手賞は次の通り。敬称略。

■1位=栄第3分団(中村洋介、内山高志、高橋潔、高柳拓人、佐藤貴志)

■2位=栄第1分団(山之内健司、諏佐臣一、田辺正和、永井秀明、山川稔)

■3位=下田第7分団1(熊倉孝志、佐藤智広、菅家直貴、蝶名林滿、菅家貴明)

■6位以上=三条井栗分団、三条本成寺分団4、下田第6分団

【優秀選手賞】

  • 指揮者=五十嵐大和(三条市本成寺4)
  • 1番員=内山高志(栄第3分団)
  • 2番員=田辺正和(栄第1分団)
  • 3番員=永井秀明(同)

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